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by pepo629
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2004年世界生計費調査結果

世界中でどこに住みたいですか?ある会社の調査の結果こんな場所が世界一

■世界で最も物価の高い都市は「東京」と「ロンドン」、最も安いのは「アスンシオン」(パラグアイ)

コンサルティングのマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(日本事務所:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田励司、本社:ニューヨーク、以下マーサー)は、世界144都市で海外駐在員の生計費調査を実施し、このほど結果を発表しました。これによると、生計費が最も高い都市は、2年連続で東京であることが分かりました。2位は昨年の調査時より5位上昇したロンドン、3位は1位後退したモスクワとなっています。本年の調査で生計費が最も低い結果となったのは、昨年同様にパラグアイの首都アスンシオンです。





この世界生計費調査は、144都市において海外駐在員が必要とすると想定される衣食住から交通、娯楽までを幅広く網羅する200以上の品目・サービスの価格を調査・比較し、ニューヨークを100とした指数で各都市の生計費を順位付けています。この調査結果は、多国籍企業などの海外駐在員の給与を決定する際に役立てられています。本調査で1位となった東京の指数は130.7で、最下位で指数42.7のアスンシオンの3倍の生計費がかかると言えます。

今回、生計費の世界的な格差はわずかに縮小するにとどまりました。格差を指数で見ると2002年には前年比15ポイント縮小したのに対し、昨年は4ポイント、今年は2ポイントとなっています。調査にあたったマーサーのシニア・リサーチャー、マリー・ローレンス・セペッドは「今回の調査では、USドル-ユーロ間を中心とする為替変動を要因とした、順位の劇的な変化が見られる。ドル安を招く大きなインパクトとなっているのは、米国の貿易赤字増加である」と述べています。

【地域別分析】

アジア/オセアニア
1. アジア: 本調査の上位10都市のうち4都市はアジアで、東京は世界で最も物価の高い都市となっている。 前回と比べて指数が126.1から130.7に増加しているが、物価の上昇によるものではなく、円が対ドルで強くなっているために起こったものである。これに4位大阪(指数116.1)、5位香港(同109.5)、7位ソウル(104.1)が続く。中国の都市は相対的に高い物価を示しているものの、通貨を対ドル固定相場制にしているためドルの下落に伴い生計費も下がる結果となった。今回北京が11位(101.1)、上海が16位(95.3)となっている。

2. オセアニア: オーストラリア、ニュージーランドの両国は、自国通貨が対ドルで大幅に上昇したため、順位を上げる結果となった。地域最上位はシドニーで、前回調査時の67位から20位(91.8)に上昇した。その他では、67位メルボルン(77.5)、80位オークランド(74.2)、87位ブリスベン(72.7)。これらの都市は生計費ランキングで上昇したとは言え、依然世界有数の生活環境を有すると評されている(注)。
 この2カ国の生計費は他の諸国に比べ急速に上昇しているが、来年内には従来のレベルに落ち着いてくるものと思われる。さもなければ、この2カ国はグローバル・マーケットで競争力を弱める結果となろう。

南北アメリカ
3 米国: 北米で最も物価が高いのは今回もニューヨークで、12位(100)となっている。その他上位は27位ロサンゼルス(86.6)、35位シカゴ(84.5)、38位サンフランシスコ(84.3)で、米国内の調査対象都市のうち最も物価が安かったのは112位のピッツバーグ(66.5)。欧州、カナダ、アジア太平洋諸国の通貨に対してドルが下落した影響で、米国における生計費は相対的に低下した。また、米国内における生計費の地域格差は、主に住居費の違いから生じており、米国と他国の主要都市間の格差よりも大きいと言えよう。

4. カナダ: 生計費は、依然として相対的に低いものの、今回の調査では順位を上げている-国内最高位は89位トロント(71.8)で、いくつかの米国都市を上回る。また、国内最下位はオタワで124位(62.6)。

5. ラテンアメリカ: 2002年アルゼンチン通貨の切り下げに伴い、ラテンアメリカ諸都市は本調査で下位にランクされるようになっている。最下位の144位アスンシオン(パラグアイ、42.7)をはじめ、143位モンテビデオ(ウルグアイ、47.2)、141位ブエノスアイレス(47.7)、139位ボゴタ(コロンビア、48.6)と続く。他方、この地域で最も生計費が高いのは118位リマ(ペルー、63.6)となっている。

中米・カリブ地域最上位の都市はサンフアン(プエルトリコ、77.9)で65位。同地域最下位はドミニカ共和国サントドミンゴ142位(47.3)で、背景には昨年起こった通貨の大幅切り下げ、高インフレ、金融危機がある。


欧州

1 欧州では指数119のロンドンが群を抜いた生計費の高さを示し、高い住居費と交通費および、通貨ポンドの対ドルレート上昇の影響で、順位を昨年の7位から2位と上げた。ただしこの調査は海外駐在員の生計費を調べているため、これらの人々が多く住むロンドン中心部の高額な住居費が指数に大きく影響していると言える。実際に、住居費が生計費の多くの部分を占めていることがわかっている。

ロンドンに続く上位の都市は6位ジュネーブ(106.2)、8位コペンハーゲン(102.2)、9位チューリッヒ(101.6)、13位ミラノ(98.7)、14位ダブリン(96.9)、15位オスロ(96.2)、17位パリ(94.8)。2002年のユーロ導入以降、EUの多くの都市で、生計費が上がる傾向にある。
他方、欧州で最も物価が安い5都市のうち4つは、今年5月EUに新加盟した国の都市で、中でも最も低いのは129位ブカレスト(60.1)、95位キプロスのリマソル(70.3)である。将来的にはこれらの都市でも商業的開発への投資が進み、生活水準は向上されると予想され、本調査のランキングでも上昇してくると考えられる。
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by pepo629 | 2005-03-01 13:51 | News