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by pepo629
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イタリアで自由化の国民投票 賛否両論で物議

Excite エキサイト : 国際ニュース

【ローマ海保真人】イタリアで12、13の両日、人工授精と体外受精の自由化の是非を問う国民投票が行われる。カトリック教国のイタリアでは、人工授精は認められているものの制限が厳しく、リベラル派が緩和を求めていた。だが、ローマ法王庁(バチカン)はヒト胚(はい)の実験研究などにつながる緩和案が、キリスト教倫理に反するとして有権者に異例の投票ボイコットを呼び掛け、政界も賛否が割れるなど物議をかもしている。
 昨年2月に成立した「生殖補助法」は人工授精と体外受精を不妊の夫婦のみに認め、第三者による精子・卵子の提供、代理母、ヒト胚の凍結保存と実験研究などを禁じた。このためリベラル派や革新系政党は「妊娠の可能性や医療研究を阻む法」だと反発、署名を集め規制各項目の撤廃を問う国民投票の実施にこぎつけた。
 

だが、法王庁は性道徳や生命倫理、遺伝子操作に厳格な立場から、この動きに反発、投票率が5割を超えなければ無効となるためカトリック教徒に公に棄権を呼び掛けている。法王ベネディクト16世も先月30日のイタリア司教会議で、緩和案を「キリスト教精神に反する文化の一形態だ」と批判。側近のルイニ枢機卿は制限のないヒト胚の実験研究が「恐怖と不安をもたらす」と警告した。
 

これに対し、イタリア政府重鎮のフィーニ副首相兼外相(国民同盟党首)は8日、「国民は信仰を示すために投票所へ呼ばれているわけではない」と法王庁の棄権呼びかけを批判、法の緩和で医療研究の道が開けることへの賛意を表明した。しかし、与党内は緩和反対派が主流で、フィーニ氏の発言は大きな反響を呼んでいる。
 
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by pepo629 | 2005-06-10 11:35 | News