死後の世界
2006年 01月 11日
こんな女性が・・・カナダにいるなんて。
ありきたりの死では満足できないというトロントの女性が、死後に自分の遺体を人体標本展示に寄付することを約束した。寄付の申し出はカナダでは初めてだ。
現在オンタリオ・サイエンス・センターで開催中「人体の不思議」展は、本物の人間の遺体を展示している。投資信託会社で働く30歳のステファニー・チャプさんは、この展示は死後にも何かを残したいという自分の欲望を満足させるものだと言う。
チャプさんは、「私は自分の遺体を科学に貢献させたい望んでいましたが、しかし何かちょっと変わった方法がいいと思っていました。だからこれはパーフェクトなのです」と、展示の教育的価値に触れながら語った。
「埋葬されるか、火葬されるか……どうしてそんな風に自分の体を消してしまうの? もっと別のやりかたで人の役に立つ方法もあるのに」
チャプさんによれば、周囲の反応は賛否両論だという。友人や家族はおおかた彼女を支持しているが、一部の人々は宗教的および倫理的な立場から反対を唱えているそうだ。
「彼らには考える権利がありますが、同時に私の決断を尊重するべきです」と、彼女は言う。「私は全員には支持されないということを理解しています」
ドイツのプラスティネーション協会が主催する巡回展では、6000体以上の遺体が集められている。広報担当者によれば、これまでに1600万人が訪れたという。
遺体は、軟組織中の水分と脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換えるプラスティネーション技術によって保存されている。
全身標本は骨格、筋肉、腱、神経、 血管、器官の数々を露出している。展示物のなかには胎児と妊娠中に死亡した女性の標本もある。
チャプさんは言う。「私たちの内部がどうなっているのか、とても品のあるやり方で見ることができるのが良いと思います。遺体提供者への敬意が無いとは全然思いません」
この展示は過去にも論争を巻き起こしている。ドイツのメディアは、遺体の一部は中国の死刑囚のものだと報道し、主催者側はこれを否定した
ありきたりの死では満足できないというトロントの女性が、死後に自分の遺体を人体標本展示に寄付することを約束した。寄付の申し出はカナダでは初めてだ。
現在オンタリオ・サイエンス・センターで開催中「人体の不思議」展は、本物の人間の遺体を展示している。投資信託会社で働く30歳のステファニー・チャプさんは、この展示は死後にも何かを残したいという自分の欲望を満足させるものだと言う。
チャプさんは、「私は自分の遺体を科学に貢献させたい望んでいましたが、しかし何かちょっと変わった方法がいいと思っていました。だからこれはパーフェクトなのです」と、展示の教育的価値に触れながら語った。
「埋葬されるか、火葬されるか……どうしてそんな風に自分の体を消してしまうの? もっと別のやりかたで人の役に立つ方法もあるのに」
チャプさんによれば、周囲の反応は賛否両論だという。友人や家族はおおかた彼女を支持しているが、一部の人々は宗教的および倫理的な立場から反対を唱えているそうだ。
「彼らには考える権利がありますが、同時に私の決断を尊重するべきです」と、彼女は言う。「私は全員には支持されないということを理解しています」
ドイツのプラスティネーション協会が主催する巡回展では、6000体以上の遺体が集められている。広報担当者によれば、これまでに1600万人が訪れたという。
遺体は、軟組織中の水分と脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換えるプラスティネーション技術によって保存されている。
全身標本は骨格、筋肉、腱、神経、 血管、器官の数々を露出している。展示物のなかには胎児と妊娠中に死亡した女性の標本もある。
チャプさんは言う。「私たちの内部がどうなっているのか、とても品のあるやり方で見ることができるのが良いと思います。遺体提供者への敬意が無いとは全然思いません」
この展示は過去にも論争を巻き起こしている。ドイツのメディアは、遺体の一部は中国の死刑囚のものだと報道し、主催者側はこれを否定した
by pepo629
| 2006-01-11 09:27
| Canada Report