愛と死を見つめて
2006年 03月 22日
朝日放送「愛と死を見つめて」のドラマを見ました。
2夜連続3時間半ずつ。ちょっと疲れたけど
いいドラマでした。
上にリンクした掲示板にも書いたんですが、両親が
この原作をオンタイムで読んでいて
そのときの話が聞けてうれしかったです。
それとこのドラマで使われたように
CGを使うべきだと強く思いましたね。
あまり賛同できないが・・・こんな記事がありました。
2夜連続3時間半ずつ。ちょっと疲れたけど
いいドラマでした。
上にリンクした掲示板にも書いたんですが、両親が
この原作をオンタイムで読んでいて
そのときの話が聞けてうれしかったです。
それとこのドラマで使われたように
CGを使うべきだと強く思いましたね。
あまり賛同できないが・・・こんな記事がありました。
だれが思いついたのか、テレ朝も「愛と死をみつめて」で勝負とは、驚いたね。TBSが大空真弓(ミコ)と山本学(マコ)で放送したのが64年。映画は日活で吉永小百合・浜田光夫のコンビ。当時は原作大売れの“余熱”もあって、どちらも大ヒットした。
確かに「セカチュー」並みの“泣かせる話”だし、実話・難病・純愛の3点セットは現代でもウケる可能性があった。ただし、キャスティングを間違わなければ。
申し訳ないが、なぜ広末涼子がミコなのか。広末レベルの女優が「私生活と役のイメージは別」だなんて言えるはずがない。もちろん清純派が汚れ役に挑戦することはある。しかし、その逆は難しい。万一あっても高度の演技力が必要だ。それは広末にはない。
マコ(草なぎ剛)に甘えたかと思うと突き放す“振幅”の中にミコの不安や苦悩がある。そこが切ないのに広末ミコではどうにも泣けない。病院で寝ているシーンも“できちゃった結婚ママ”の産後風景に見えた。
そうそう、今回のドラマ化で付け加えられた「マコの早すぎた(他の女性との)結婚」をめぐるエピソードも何やら“言い訳”めいていて不快でしたね。
同じ2夜連続の大作でも日本テレビ「女王の教室スペシャル」は見事なデキだ。阿久津真矢(天海祐希)はいかにして黒服の鬼教師になったか。連ドラの“それ以前”を描く「スター・ウォーズ」方式が成功していた。
自分のせいで息子を失った真矢。中途半端な“いい先生”だったために傷つき、命懸けで生徒とぶつかっていくことを知る真矢。とくに「エピソード2・悪魔降臨」でのクラスを支配する少年との対決が凄まじい。「なぜ人を殺しちゃいけないんですか?」と問う少年に血まみれの真矢が「未来を奪う権利は誰にもない」と言い切る場面は秀逸だ。
また、子どもたちの間でさえ、「勝ち組・負け組」などという言葉が飛び交う昨今、「幸せは一人一人違う!」と彼らを叱る真矢にも拍手を。連ドラの第1回にきっちりつながるラストを含め、2夜のうち、1夜が重なる“裏表スペシャルドラマ対決”は断然、女王の勝ちだ。
●一本木 剛(いっぽんぎ・つよし) 業界を横断する“放浪のフリーライター”にして、テレビ6台を所有する“伝説のテレビウオッチャー”。
by pepo629
| 2006-03-22 15:14
| Myself