自由気ままな旅に出ています


by pepo629
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<尼崎脱線事故考察19> 時はまだ止まったまま

昨日も今日もまだあの子は戻らない
昨日も今日もあの日と同じように天気が良くて青い空が覗いているのに

何もまだ動き出さないんだ

季節が変わり時間が経っても
何一つ変わっていない

2005年4月25日、午前9時18分以来
何一つ解決していない

当たり前のように普通に
生きてきたあの子は戻ってこない

あの日の朝普段どおり一緒に朝ごはんを食べ
「遅れそうだから早く行きなよ」って言ってくれた
あの子はまだ戻らない






「困った人がいたら助け合うんだよ」
あの子に常に言っていたのに
あの日あの時あの瞬間数時間後聞いた話は耳を疑うものだった

事故を起こした電車会社社員はあの悲惨な状況の下
誰一人助けもせず仕事場に急いだと言う

日常の幸せがいきなり奪われたのに
なんという態度なんだ!

「安全向上計画」なんて今頃作らないで欲しい
今頃高々と宣言して欲しくない

当たり前だろ?

「事故の場所は自分の管轄じゃないから」なんて言う理由で去ったとしたら
それこそ殺人した犯人と同じじゃないか!
同じJR西日本という会社にいるんだろ?
同じJR西日本という会社の中で「管轄外」「管轄内」
それは「幸運」「不運」と社内では言われてるんだろうか

ダイヤが変わったといっても他の管轄では「しわ寄せ」があると聞いた

ゆとりなんて心の中に普段から持ってるものだろ?

一方、あの瞬間以後1時間、1日、1ヶ月・・・そして1年と経ったけれど
やっぱりあの子が戻らないことに整理がつかない

何一つ動いていない

車や人が動いていることさえ不安に怯えてる

何年も何十年も経って僕があの子を探し当てることが出来る場所に行くことが出来たら
そのときはこんな大きな事故が遭った事さえ忘れられてしまうかもしれない

それでも今この場所に僕が居ることは現実なんだね
ゆっくりでも僕が歩き出すべきなんだろうね

「愛しているよ」


<尼崎脱線事故 考察18> 「ゆとりダイヤ」に物申す!
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by pepo629 | 2006-04-26 09:35 | Poem