アズーリ優勝の影に。
2006年 07月 10日
心境複雑。
どんな形であれ,正々堂々と闘うべきだ。
サッカーとは美しくなければならないから。
代表が優勝。
自国では波乱が待っている。
イタリア。
ジダンがなぜ頭突きをするまで怒ったのか。
その理由は彼がイタリア・ユーベにいたこともあるほどイタリアを知っている彼相当の悪口を言われたに違いない。
頭突きではなく,もっと紳士的に抗議して欲しかった。
サッカーのワールドカップ(W杯)決勝戦に計8人の選手を輩出した最強のクラブを3部リーグに落としていいのか-。イタリアのサッカー不正疑惑で、厳しい処分が予想される名門ユベントスに対し、イタリア世論が揺れている。9日のイタリアのW杯優勝で、閣僚や国会議員からも、処分軽減を望む声が出てきた。
ユベントスは、元ゼネラルマネジャーが各試合の主審の指名に介入した疑いなどが持たれ、検察当局の取り調べも受けた。イタリアのサッカー協会は来季、3部(セリエC1)以下のリーグに落とした上で、昨季と今季のリーグ優勝をはく奪するという厳しい処分案をまとめた。国内では、常勝チームの「陰謀」に批判が集中した。
しかしW杯でのイタリア代表の快進撃で、世論の風向きは変わった。決勝戦に出場したイタリア代表の5人、フランス代表の3人はユベントスの選手。これほどサッカーに貢献しているクラブに、処分案は厳しすぎるという声だ。
マステラ法相は7日、「政府は協会の処分に介入できないが、国民の多くは『恩赦』を望んでいるはずだ」と処分軽減を訴えた。
左派議員からは「決勝に8人の選手がいたのはチームの実力を示す。不正でリーグ優勝したのではなかったことが証明されたのだから、処分軽減を」という主張も。ただ、政界では恩赦反対の声が依然多数派で、右派議員は「あらゆる恩赦には反対。罪は償うべきだ」と反論する。
ユベントスの本拠地トリノの自営業グイド・カタラーノさん(33)は「降格は正しい措置だが、恩赦も否定できない。W杯の勝利はイタリアにとって、戦争に勝つのと同じこと。何が起こるか分からない」と処分をめぐる波乱を予想した。
by pepo629
| 2006-07-10 09:07
| World Cup Germany