自由気ままな旅に出ています


by pepo629
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真夏の大停電(映画よりも奇なり)

Excite エキサイト : 社会ニュース

朝から何かと思いきや,東京地方大々的に停電。
えらいこっちゃ~!(汗)

冷房は効かないし,電気は点かないし,電車が止まるし,お盆で人が溢れてるのにぃ!

そういえば,ETCはどうなんでしょう。

あれも電気でしょうか。


とにかく今は復旧したみたいですが,大変です。

工事をしていたひと,責任重大ですな。

ま,関西には関係ないんだけど,今度同じ事が起きたらどうなるんだろう。

映画みたいにロマンティックはありません。(苦笑)



■地下ケーブル 費用5―10倍

 お盆で通常より通勤通学の人たちが少ない時期とはいえ、クレーンの接触事故でこんなに簡単に大停電が起きていいものか。

 電力中央研究所の谷口治人・システム技術研究所所長は「六千から六万ボルトの送電線への接触で小規模の停電が起きることはあるが、二十七万五千ボルトの送電線の接触は極めて珍しい」と話す。その珍しい過去の例が、一九九九年十一月、自衛隊機が墜落した際に、埼玉県・入間川に架かる送電線を切断し、約八十万世帯が停電した事故だ。

 谷口所長は「電線を地下化する方法もあるが、コストが相当かかる」と説明する。電気料金の三分の一が、送電のためのコスト。送電線を地下化すると現行の五倍から十倍のコストになり、電気代に跳ね返るという。

 電線事故が起きた場合、一刻も早く復旧させることが必要だが、一本切れたら、自動的に他の電線で電気を送るというわけにはいかないようだ。

 「どこから、どう流していくかは人間が判断しなくてはいけないので、ある程度の時間はかかる。二〇〇三年のニューヨークの大停電は、最初は送電線と樹木の接触だったが、その分を他の送電線で流したら、電気の流しすぎで止まってしまい事故が広がった」(谷口所長)

 防災アドバイザーで防災システム研究所の山村武彦所長は「屋上に給水タンクがあるマンションは、電気が止まると家庭への給水が止まり、トイレが使えない。昔のガスコンロの点火装置は乾電池だったが、今のシステムキッチンは電気だから使えなくなる。家の固定電話もコンセントを使用するものが多い」と“電気依存社会”のもろさを指摘した上で「今回の停電は、日本は、もっと安全に心を配らなくてはいけないという警告だ。反社会的な考えを持つ人が、ラジコンヘリをぶつければ首都圏を混乱させられることを示した。自衛隊機事故の教訓が学習されていない」と指摘する。

 エネルギー工学が専門の太田時男・横浜国立大学名誉教授は停電の第一報をラジオで知った。まず考えたのは「猛暑で電気需要が追いつかなかったのか」。だが、その場合は東北電力など他社から電気を送ってもらえるので「それはない」と思い直した。次に浮かんだのが「テロ」。「もしテロなら、こんな大停電を長い時間起こせるなんて、頭のいいテロだ」とすら思ったが、実際はクレーン船の接触だった。

■安全、安心にコストかけよ

 「なんだ、と思うと同時に非常に腹が立った。普通の船なら二十七万五千ボルトの送電線に接触すれば転覆する。送電線を破損させられるほど大きな船を走らせているのに、常識以前の問題、大不注意だ」と厳しく批判する。その一方で、電力会社側にも、こう警戒を呼びかける。

 「電力のニーズが高くなり、送電線が増える一方、基盤整備は二、三十年進んでおらず、従来通りの空中送電のシステムが巨大になっている。それらを意図的に混乱させようと思えば不可能ではないことを、今回の『不注意』が示した」

 今回は事故が原因だが、大地震による停電も想定される。都市住民は停電にどう備えればいいのか。

 前出の山村所長は「一番役に立つのが車のラジオ。車は避難所にもなるので、トランクに、何日か生き延びるための水や食料を備蓄しておくこと。最悪を常に考え、安全、安心にコストをかけることを心がけるべきだ。政治家、電力会社、防災関係者には『おごるなかれ』、市民には『油断するなかれ』と言いたい」と提言し、こう訴える。

 「ニューヨークの停電の時、市長はまず最初に『テロの証拠はない』と会見した。つい先日、イギリスでテロ未遂が明らかになったばかり。何かあると人は不安感を増幅させてしまう。パニックにならないようリーダーが市民に呼びかけることも重要だ」

<デスクメモ>

 朝、会社にたどり着くと非常灯以外真っ暗。「原因を調べているんですが」と施設担当者は大あわて。「四十年もたつボロビルもとうとう…」と思っていると何と大停電なのだった。“こんなことぐらい”でまひするハイテク都市東京。テロリストもほくそえんでいるだろう。「クレーン一本あればいい」と。

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by pepo629 | 2006-08-14 13:56 | News