ジーコプロデュース、サパライズは・・・
2006年 05月 16日
サムライ・ブルー。日本代表決定!!
久保の涙
ワールドカップ2006 ドイツ大会 ~私が(勝手に)選ぶ日本代表~
万全の体調ではなかったから・・・・
久保の頑張りはW杯には届かなかった。
これがワールドカップ。
どんなに一流でも、この世界が集まるW杯に調子を合わせられるか否かで
その先に人生が開けるか開けないかが決まる。
日本代表として選ばれるか否か。
人生に大きく影響するものなんだと今更ながら感じずにはおられない。
久保の涙
ワールドカップ2006 ドイツ大会 ~私が(勝手に)選ぶ日本代表~
万全の体調ではなかったから・・・・
久保の頑張りはW杯には届かなかった。
これがワールドカップ。
どんなに一流でも、この世界が集まるW杯に調子を合わせられるか否かで
その先に人生が開けるか開けないかが決まる。
日本代表として選ばれるか否か。
人生に大きく影響するものなんだと今更ながら感じずにはおられない。
久保を切った! サッカー日本代表のジーコ監督(53)が15日、都内のホテルでドイツW杯の日本代表登録メンバー23人を発表し、エース格とみられたFW久保竜彦(29)=横浜M=の選出を見送るサプライズ人事を敢行した。体調面の不安が理由だが、落選必至とみられたFW巻誠一郎(25)=千葉=を逆転選出。非情に徹してドイツに吹き込んだ新しい風-。まさに“鬼”になって、17日からの国内最終合宿(福島Jヴィレッジ)へと進んでいく。
日本列島が度肝を抜かれた。まさにサプライズ人事だ。この非情な決断こそ、ジーコ監督のW杯へ向けた強い決意の象徴だった。
「タカハラ…、オオグロ…、ヤナギサワ…、タマダ…、マキ…」
その瞬間、会場に集結した367人の報道陣はもちろん、生中継のテレビ画面を見つめた日の丸サポーターも驚きの声を上げたはず。同監督自身が険しい顔で読み上げた最後の23人目は何と「マキ」だった。選出確実とみられた「クボ」の名はコールされなかった。
「決定まですべてのポジションで悩んだ」というジーコ監督。自身が指揮してきた代表戦でトップ11得点の久保を「FWの核」と評し、海外遠征では腰痛を抱えるエースの希望を認めてファーストクラス移動までさせてきた。「彼のプレーは興味深いし大好きだった」としながらも、落選理由を「腰、ひざ、足首の問題を抱えて完ぺきなコンディションでない。最後まで考え、こういう結果になった」と説明した。
心を“鬼”にして…の決断。選考基準として公言してきた「過去の代表実績」は申し分ないものの、世界最大のスポーツイベント・サッカーW杯だからこそ、ジーコ監督の脳裏によみがえるものがあった。
「自分もそうだったが中途半端な状態で本大会に臨むとどんな影響を及ぼすか。それを考えると自分が指揮するチームにはそういうことが起こってほしくない」
自身の現役時代に3度目のW杯出場を果たした86年メキシコ大会。しかし、前年に左ひざに重傷を負った身で満足のいくプレーができず、準々決勝で自分がPKを外して敗退の憂き目にあった。その経験などから、完全復調が見込めない選手の存在がチームに与える影響を考慮。ブラジル代表のテクニカルディレクターとして出場した98年フランス大会では、故障を抱えるFWロマーリオを外すことを進言した。
久保落選の報は、他の22人にも少なからず衝撃を与えたに違いない。ノーサプライズが予想された中で、ドイツに向けて吹き込んだ新しい風。23人に選ばれたからといっても、W杯でベンチ入りできるのは18人。「今後も何でも起こりえる」といった緊張感を与えたのも事実だ。
「巻はフィジカル的な強さを持ちエリアの中で仕事ができる。FWとしての資質が高い選手。すべての責任は私にある。確信を持って選んだ選手たちで、日本のためにやってきたい」
ジーコ監督の表情は最後まで厳しかった。17日、“精鋭23人”が国内最終合宿地の福島に集結する。
by pepo629
| 2006-05-16 11:15
| World Cup Germany